新築の分譲マンションの場合、マンションの管理会社はすでに決まっています。
基本的に管理会社同士で価格競争が行われることはないため、管理費が思いのほか高く設定されているケースも少なくありません。
管理費を削減するには管理会社を変える方法と、今の管理会社に費用を安くしてもらえないか申し入れる方法があります。
管理会社の変更は初期費用が高めに設定されている新築マンションで特に有効で、長期的な費用削減につながります。
前述したように、新築時にはマンションの管理会社はすでに決まっていますので、管理会社側で管理内容に見合った管理費を自由に設定しています。
マンションオーナーの中には、40年以上管理会社を変えていないという方も珍しくありません。 管理会社を変えると決めて、複数の管理会社に見積もりを依頼することで、価格競争が行われるため、管理費用を削減できる可能性があります。
都内のあるワンルームマンション(築8年・47戸)での管理会社リプレイスの経験を紹介します。
現在の管理委託費用が高水準で、2割程度の削減を求める要望書を提出しました。ところが、管理会社からの回答は「減額は難しい」との一点張りでした。
このため、新しい管理会社への切り替え(リプレイス)を考え、2社から見積もりを取りました。候補の会社からは、月1回の共用部の視察などを含む追加仕様も提案され、現行比で25%もの管理委託費用の削減に成功しました。
マンションの寿命は60年といわれていますので、この削減した金額を60年で考えたらなんと1億5千万円以上の経費削減が見込めます。
特に新築マンションの管理費は、最初の段階で高めに設定されていることが多いので、管理費が高いと感じたらできるだけ早い段階で管理会社の変更を検討したほうがいいでしょう。
管理会社を変更するにあたり、理事会の承認や管理会社を探す手間などもありますが、長期的に多くの管理費を削減できると考えればメリットの方が大きいと言えます。
現在管理を委託している管理会社に申し入れ、管理費の削減をお願いすることも可能です。
ただしこの場合、マンションの管理と管理費が見合っていないため削減を要求するわけですから、費用に対してどのような点が問題で管理費の削減を必要としているのかを、細かく、かつ明確に提示する必要があります。
その上で管理会社が納得すれば、管理費の削減につながりますが、嫌だと言われればそれまでです。またその後管理会社を変えなかった場合、管理会社とマンション側の関係が悪くなってしまう可能性も考えられます。
いずれにせよ、管理費の削減を申し入れるのであれば、最悪の場合管理会社の変更もあるということを踏まえた上で申し入れる必要があるでしょう。
東京でおすすめの
マンション管理会社3選
口コミ・評判をチェック
マンション管理会社は、デベロッパー系と独立系に分類することができます。デベロッパー系のメリットは、ブランド力と安心感。一方、独立系は、デベロッパー系より割安なうえ、系列会社のしがらみがない分、公平な立場で柔軟に対応してもらいやすいメリットがあります。
このサイトは、柔軟な対応とコストカットを叶えたいという方のために、東京都の独立系マンション管理会社を徹底調査しています。東京でおすすめの独立系マンション管理会社3選をチェックしてみてください。
“対応力の高さ”に
定評がある
現場の「困った」を
スピーディーに
解決する
対応力
“創業60年以上”で
安心感がある
老舗企業
だからこその
安定した経営基盤
“コミュニティ
形成”もサポート
27種類以上の
ライフサービスで
住民の繋がりを醸成