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マンション管理会社を変更して管理費削減!事例も紹介【東京】
新築の分譲マンションの場合、マンションの管理会社はすでに決まっています。
このため、管理会社同士で価格競争などが行われていないので、管理費が思いのほか高く設定されていることが少なくありません。
管理費を削減するには管理会社を変える方法と、今の管理会社に費用を安くしてもらえないか申し入れる方法があります。
管理会社の変更で価格競争が生まれ、管理費を削減できる
前述したように、新築時にはマンションの管理会社はすでに決まっていますので、管理会社側で管理内容に見合った管理費を自由に設定しています。
マンションの中には、40年以上管理会社を変えていないというところも。 管理会社を変えると決めて、複数の管理会社に見積もりを依頼することで、初めてここで価格競争が行われます。
見積もりで出てきた金額は、ほとんどの場合がこれまで支払っていた管理費よりも安いはずです。
管理会社を変更して年間300万円も管理費削減に成功した事例
神奈川県にあるとあるマンションでは、管理費の削減を目的とし、管理会社の変更を行いました。
変更にあたっては複数の管理会社に見積もりを出し、管理会社を変えたい理由を説明したとのことです。管理の内容には特に不満がなかったけれど、内容に対する管理費が高いという旨を各管理会社に伝えたところ、最終的に大幅な管理費削減につながりました。
そのマンションで管理会社に依頼していたのは、マンション管理における事務作業と管理人の常駐、定期的な清掃、共有部分の設備管理でした。
事務管理業務においては、なんと170万円近くもの費用削減を実現。また管理人常駐費用や清掃、設備管理においてもそれぞれ10~100万円の削減が実現でき、結果的に管理費の総額を300万円近く削減することに成功したのです。
管理会社の変更は早いほうが吉!
マンションの寿命は60年といわれていますので、この削減した金額を60年で考えたらなんと1億5千万円以上の経費削減が見込めます。
特に新築マンションの管理費は、最初の段階で高めに設定されていることが多いので、管理費が高いと感じたらできるだけ早い段階で管理会社の変更を検討したほうがいいでしょう。
管理会社を変更するにあたり、理事会の承認や管理会社を探す手間などもありますが、長期的に多くの管理費を削減できると考えればメリットの方が大きいと言えます。
今の管理会社に管理費削減を申し入れるとデメリットも
現在管理を委託している管理会社に申し入れ、管理費の削減をお願いすることも可能です。
ただしこの場合、マンションの管理と管理費が見合っていないため削減を要求するわけですから、費用に対してどのような点が問題で管理費の削減を必要としているのかを、細かく、かつ明確に提示する必要があります。
その上で管理会社が納得すれば、管理費の削減につながりますが、嫌だと言われればそれまでです。またその後管理会社を買えなかった場合、管理会社とマンション側の関係が悪くなってしまう可能性も考えられます。
いずれにせよ、管理費の削減を申し入れるのであれば、最悪の場合管理会社の変更もあるということを踏まえた上で申し入れる必要があるでしょう。
コスト削減の実績がある東京の
マンション管理会社3選
都内を対応エリアとしているマンション管理会社のうち、公式サイト上でマンション管理の経費削減実績を公表している会社をあいうえお順で紹介(2019年6月時点での調査内容です)
コミュニティ
計画研究所
センター