分譲マンションの管理会社を変更することは珍しいことではありません。しかし、管理会社の選び方を間違えると、せっかくの変更が失敗に終わってしまいかねません。
管理会社選びでは慎重な確認と住民間の合意形成が、失敗を防ぐカギとなります。
マンションの管理会社選びの基本は、そのマンションでどのような管理をしてくれるのかを確認することです。
当たり前のことですが、ここを疎かにすることで失敗するケースが少なくないようです。やってはいけない管理会社の選び方を見ていきましょう。
分譲を開始した時点で管理会社は決まっているものですが、ずっと同じ管理会社を使い続ける必要はありません。何らかの理由で管理会社を変更することはよくあること。しかし、管理会社をただ変えるだけで、すべてうまくいくわけではありません。
もちろん、多くの管理会社は管理組合側が黙っていてもキチンとした仕事をしてくれますが、丸投げ状態では管理が適切かどうか判断をできなかったり、勝手なことをされたりといったリスクがあります。
また、意図するしないにかかわらず、注文の多い顧客が優先されるのは世の常です。さらに、当事者意識が希薄だと管理会社選びも適当になってしまいかねません。
そうならないためには、一緒に管理していくパートナーを選ぶ意識が重要になります。そもそも、管理会社を変更する目的が何かを忘れなければ、丸投げにはならないはずです。
テレビコマーシャルなどで露出が多いと、それだけで好感を持ってしまうことがあります。しかし、広告宣伝は自社の良いことしか言わないものです。また、実際にどのような管理をしてくれるのかもわかりません。
広告やCMに出ているタレントなどで管理会社の優劣を判断できるものではなく、ひとつの参考として考えましょう。失敗しないためには、イメージ先行で管理会社を選ぶのは避けるべきです。
「営業マンを呼んでしっかりと話を聞いたから大丈夫だ」と思っていると、思わぬ落とし穴が待っていることがあります。
よくあるのが、営業マンの話と実際の現場の仕事がリンクしていないことです。一般に営業マンは契約獲得のためのセールストークを繰り出すものです。他社の管理物件に食い込むためには、おいしい話をするかもしれません。
それとは逆に、営業マンは当たり前のことを言っただけなのに、現場に問題があってトラブルになるケースもあるでしょう。どちらにしても、営業マンの話だけで飛びつかないことです。理事会でのプレゼンテーションなどを利用して、現場の担当者に来てもらい、話や人物をしっかり確認するべきです。
商品やサービスを選ぶ際に、他人の評判や口コミが役立つことも少なくありません。しかし、その話が事実だとは限りません。
また、事実であったとしても、自分のマンションに当てはまるとは限らないものです。
評判の良さとも関係しますが、管理物件を多く抱えている管理会社は実績があると判断されやすいと言えます。これだけ扱っているのだから、うちのマンションでもしっかりやってくれるだろうと思うものです。
しかし、大事なことは管理物件の数ではなく、自分のマンションをきちんと管理してくれるかどうかでしょう。一人の担当者が抱える物件が多すぎるようだと、管理が手薄になってしまうリスクが上昇します。
管理会社そのものの問題ではなく、管理組合内部の意思疎通ができていないと、変更後に住民間で問題が起きやすいでしょう。
「同じ区分所有者なのに」という不満が残らないように、しっかりと話し合って選ぶべきです。
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