このページでは、マンション管理会社を選ぶうえで、マンションデベロッパーの系列会社と独立系のどちらを選ぶのが賢明か迷われている方に向け、それぞれの特徴やメリットデメリットを解説しています。
マンション管理会社の多くはデベロッパー系と独立系とに分類することができます。
ここではその違いをメリットデメリットに整理して紹介しておきましょう。
メリット | デメリット | |
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デベロッパー系 |
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独立系 |
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もちろん、これらは全般的な傾向であり、実際のサービス品質はそれぞれの管理会社によって異なります。
それでもデベロッパー系は営業せずに管理業務を受託できることもあり、企業努力という点で不満を感じる管理組合も少なくないようです。
そこで重視したいのは、企業規模や知名度だけでなく、実際の管理体制そのものだと認識しておいてください。
独立系のマンション管理会社は、公平な立場で柔軟に対応してくれる傾向にあります。しかし、独立系はデベロッパー系のようにブランド力がある会社が少なく、会社によってはネット上に口コミもないことから、本当に信頼していいのか悩む管理組合も少なくありません。
本当に管理組合や住居者のために尽くしてくれる会社なのか。それを見極める鍵は、利用者の声を聞くシステムが整っているかどうかにあります。
「困った時に相談できない」「管理組合の声が届いていない」などの不満をため込まないためにも、どのようなフォロー・チェック体制を取っているのかを確認することが大切です。
東京には、49社もの独立系マンション管理会社があるなか、編集チームは現場の声をしっかり聞いてくれる会社を調査しました。現場の声を聞いてくれる管理会社の特徴として、理事長や管理組合にヒアリングをしていることが挙げられます。
ここでは、東京のマンション管理会社のなかで唯一、毎月の理事長訪問や住民へのアンケート調査を行っているウイッツコミュニティを紹介します(※)。
ウイッツコミュニティは、現場の悩みの声をすぐに拾い上げられるよう、毎月「理事長訪問」や「全世帯アンケート」を行っています。
その迅速な対応力から、利用者からも満足の声が挙がっています。顧客アンケートでは、94%の利用者が満足~普通と答えており(※)不満を感じる利用者の少なさがうかがえます。
なお、アンケートに寄せられた顧客からの改善点については、「課題にどのように対応したのか」「これからどう改善していくのか」を公式HPで公表。何か困った時に、真摯に対応してくれることが分かります。透明性のある管理を行うウイッツコミュニティは、安心してマンション管理を任せられるパートナーとなりそうです。
13世帯しかないマンションなので、管理費が高いのも仕方がないのかも。と考えておりましたが、色々と調べた結果、費用の見直しは可能だと考え始め、様々なところに問い合わせをしました。
数社に見積をいただき、さまざまな角度から検証した結果、仕様や管理費などが適正であったのでウイッツコミュニティさんに決めました。
自主管理に移行し、会計管理や建物の事などに不安が生じてきました。
いろいろ調べて管理費を上げずに管理委託ができることを知り、ウイッツコミュニティにお願いすることに。
営業担当者には特によくしてもらい、管理開始までの引継ぎもスムーズに進みました。現在の管理担当者は建物のチェックだけでなく、部屋で発生した水漏れなどについても、こまめに報告してくれます。
マンション管理会社を調べているとよく目にするのが財閥系、ゼネコン系、ビルメンテナンス系といった用語。
財閥系は旧財閥グループで、三菱地所、三井不動産、住友不動産の各グループ会社と、野村不動産と東京建物も含まれる場合があります。
これに大京や東急不動産、藤和不動産といったゼネコン系を加えてメジャー7という括り方もされています。
また、ビルメンテナンス系と呼ばれるのは主にオフィスビルのメンテナンスを主業務としている企業。
ハード面でのノウハウは豊富ですが、管理組合のサポートはやや弱いともいわれています。
管理組合として現状に不満があり、管理会社のリプレイスを検討しているなら、最終判断は熟慮が必要ですが、第三者である独立系管理会社に相見積もりをとってみるのが賢明といえるでしょう。