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独立系とデベロッパー系、どちらが良いのか
このページではマンションデベロッパーの系列会社と独立系と、マンション管理会社はどちらを選ぶのが賢明か、それぞれの特徴やメリットデメリットなどによって比較しています。
マンション管理会社の特徴比較|デベロッパー系と独立系の違いとは
マンション管理会社の多くはデベロッパー系と独立系とに分類することができます。
ここではその違いをメリットデメリットに整理して紹介しておきましょう。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
デベロッパー系 | 物件に関する詳細情報を得やすいのでトラブル時などの対処で安心できる 大企業のグループ会社なので経営基盤が安定している |
新築段階から管理会社が決まっていて選択の余地がない デベロッパーとの付き合い上、管理会社を変えづらい グループ企業の子会社という立場上、デベロッパー側の立場に寄りがち |
独立系 | 管理委託費などコスト面ではデベロッパー系より割安感がある 企業としてのしがらみがない分、公平な立場で対応してくれる 丁寧で柔軟な対応をしてくれるところが多い |
物件の詳細情報を把握できないケースもある コスト優先が過ぎるとサービスの品質が不安になる |
もちろん、これらは全般的な傾向であり、実際のサービス品質はそれぞれの管理会社によって異なります。
それでもデベロッパー系は営業せずに管理業務を受託できることもあり、企業努力という点で不満を感じる管理組合も少なくないようです。
そこで重視したいのは、企業規模や知名度だけでなく、実際の管理体制そのものだと認識しておいてください。
マンション管理会社選びで参考にしたい系統分け用語とは
マンション管理会社を調べているとよく目にするのが財閥系、ゼネコン系、ビルメンテナンス系といった用語。
財閥系は旧財閥グループで、三菱地所、三井不動産、住友不動産の各グループ会社と、野村不動産と東京建物も含まれる場合があります。
これに大京や東急不動産、藤和不動産といったゼネコン系を加えてメジャー7という括り方もされています。
また、ビルメンテナンス系と呼ばれるのは主にオフィスビルのメンテナンスを主業務としている企業。
ハード面でのノウハウは豊富ですが、管理組合のサポートはやや弱いともいわれています。
管理組合として現状に不満があり、管理会社のリプレイスを検討しているなら、最終判断は熟慮が必要ですが、第三者である独立系管理会社に相見積もりをとってみるのが賢明といえるでしょう。
コスト削減の実績がある東京の
マンション管理会社3選
都内を対応エリアとしているマンション管理会社のうち、公式サイト上でマンション管理の経費削減実績を公表している会社をあいうえお順で紹介(2019年6月時点での調査内容です)
コミュニティ
計画研究所
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